【登った回数ベスト5】東京発 公共交通機関利用での登山歴12年を振り返る

Top 5 登山ふりかえり

私が登山を始めたのは、約12年前です。

少しずつレベルアップし、少しずつ登る頻度も増えてきました。

真夏は、暑くて近場の低山に行く気が起きないため、遠征する日が確保できないと頻度が下がりがち。

また、今年は暑さだけでなく、天候の不安定さも気になります。

関東北部は、最近頻繁に雷のニュースを見ますね。

9月は3連休が2回ありますが、どちらも私の遠征計画は実現せず…

ということで、登山歴12年を超え、13年目になった今、これまでに登った山を振り返り、登った回数ランキングを出してみることにしました。

1位は、自分でも予想がついていたのですが、数え直すと、「え!?そんなに行ってたんだ!」という山もあり、面白かったです。

自分なりの、回数が多い理由の分析も加えましたので、ご参考になればうれしいです。

記録が残っていない山もありますが、今回は写真と登山計画書を辿って、記事を作成しています。

また、山単体ではなく、広く「〇〇山周辺」という捉えで集計しています。

第5位 石割山 4回

第5位は石割山です。

写真からもわかるように、魅力は何よりも富士山が近いこと!

どーん!と、山中湖越しの富士山が見えます。

山中湖から登れば、振り返るとずっと富士山が見えているし、石割神社側から登れば目の前の富士山がどんどん近づいてくる。

そんな景色が魅力です。

大きな岩が特徴の石割神社を参拝でき、ちょっとした観光気分を味わえるのもポイント。

石割山単体で登るというよりも大平山など、縦走して登っているのですが、道中にベンチがあったり東屋があったりして、山ご飯をするのにも最適です。

もろく崩れやすい登山道が、近年整備され登りやすくなっていました。

まだロープを使ってふんばって登るところはありますが、危険な感じではないので、初心者さんを連れていくことが多いです。

下山後に、石割の湯で入浴して帰るのがおすすめ。

・富士山の絶景

・雪の積もった富士山が見れる秋~冬がおすすめ

・下山後は温泉が楽しめる

※地面がもろく、歩きづらい箇所あり

第3位 尾瀬 5回

第3位は2つ。1つ目は尾瀬です。

尾瀬と言っても、範囲が広いのですがだいたい同じようなところに毎回行っている感じなので、”尾瀬”とひとくくりにしました。

それにしても、そこまで都内から近いわけではないので、尾瀬がここにランクインするとは意外でした。もっと回数登っている近場の山があると思っていました。

過去5回の内訳はこんな感じです。

①大清水~尾瀬沼ヒュッテテント泊 尾瀬沼散策・燧ヶ岳

②鳩待峠~弥四郎小屋泊 尾瀬ヶ原散策・アヤメ平

③大清水~尾瀬沼ヒュッテテント泊 尾瀬沼散策

④鳩待峠~弥四郎小屋泊 尾瀬ヶ原散策

⑤鳩待峠~燧小屋泊 尾瀬ヶ原散策・アヤメ平 

まだ、至仏山には登ったことがなく、いつか登ってみたいと思っています。

会津駒ヶ岳も山小屋でポスターを見て以来、ずっとあこがれているので来年行けたらいいな。

尾瀬は、木道と解放感のある景色が大好きです。

季節ごとに花が楽しめたり、草紅葉がきれいだったり。

初心者さんを安心して連れてこれるところも魅力的。

尾瀬の山小屋は個室で泊まれますし、自販機があるところもあるし、さらにお風呂にも入れる。

最近はカフェメニューや軽食に力を入れる山小屋も増えていて、そんな楽しみもできるので、大好きな場所です。

第3位 陣馬山 5回+α

第3位、2つ目は陣馬山です。

東京在住の人にとっては、身近で、よく登られている山の一つだと思います。

おそらく、もっと回数登っていると思うのですが、近場なだけに、記録をわざわざ残していないこともあり、確認できたもので5回でした。

ぐるっと周囲を見渡せる眺めの良さ、有名な白い山のオブジェと青い山の対比がフォトスポットとして魅力的なこと、などが人気の理由でしょうか。

単体で登ることもありますが、陣馬山~高尾山間の縦走など、時間や体力によって歩く距離を選べるところも魅力。

また、山頂は広く、お茶屋さんがいくつかあります。

整備されていて座れるところはもありますし、芝生に座ってのんびり山ご飯もできます。

これは、冬におもちを食べたときの写真。アツアツのおもちと鍋が最高。

ちなみに、芝生の上で調理する場合は、板などを敷くことが求められます。

こちらは「シモバシラ」という植物にできる氷の花。和田峠から登ったときに見つけました。

はじめて実物を見ることができ、あまりのうれしさに、階段に這いつくばって写真を撮り続けました。

・コースのバリエーションが豊富

・バスや電車でアクセスしやすい

・山頂が広くて眺めがよく気持ちがいい

・人気だけれど高尾山よりも人が少ない

第2位 北八ヶ岳ロープウェイ周辺 7回

第2位は北八ヶ岳ロープウェイ周辺です。

こちらは最初、”北八ヶ岳”としていたのですが、北八ヶ岳ロープウェイを始点や終点にした山行がとても多く、それだけをカウントしても、なんと2位にランクイン。

特急あずさで茅野駅まで行き、そこからバスをつかえばアクセスしやすいこと、一緒に行く相手によって、いろんなコースを楽しめることが理由です。

夏は北横岳で展望を楽しんだり、

池をめぐってテント泊をしたり、

白駒池周辺の苔やニュウの景色を楽しんだり。

北八ヶ岳の魅力にどっぷりはまり、いろんなお仲間たちと繰り返し訪れています。

また、夏山や秋山登山はもちろんのこと、冬も楽しみやすいのがこのエリアの魅力だと思います。

私は本格的な冬山登山はせず、冬は低山かスノーシューを楽しんでいます。
北八ヶ岳エリアはぴったりな場所。

北八ヶ岳ロープウェイを起点としたスノーシューツアーを組んでいるガイドさんもいますし、北八ヶ岳ロープウェイの施設(スキー場のレンタル窓口)ではスノーシューをレンタルすることもできます。
八ヶ岳ブルーと呼ばれる快晴の中、ふかふかの雪道を歩くのはとっても楽しいです。

・中央線特急あずさ&バス利用で行けるアクセスの良さ

・ロープウェイ利用で一気に標高を稼げる

・時間・日数に合わせていろんなコースを楽しめる

・冬はスノーシューが楽しい

第1位 高尾山 15回+α

そして、第1位は、断トツで高尾山でした。

陣馬山の項目で書いた通り、高尾山~陣馬山の間をよく歩くので、どこまで高尾山のエリアに含めるのか難しいのですが、少なくとも小仏城山まではここに含めています。

真夏は暑くて仕方ないですが、春・初夏・秋・冬、いつ行っても楽しめるのが高尾山です。

特に大好きなのは秋。

薬王院の周辺もきれいですし、奥高尾の紅葉もすばらしいです。

春はニリンソウやキンラン、スミレ…たくさんの種類のお花を見つけることができます。

高尾山の植物図鑑というものが出版されているほど。

実は、趣味として登山をスタートしたのは高尾山だったのですが、本格的に山に登り始めた頃は一時期高尾山から遠ざかっていました。

もっといろんなところに行ってみたいという思いと、難易度を上げたいという思いがありました。

だんだんと、高尾山の植生の豊かさを知り、

一つの季節であってもいろんな顔を見せてくれることに気づいてからは、特に予定のない週末はふらっと登ることも多くなりました。

まだまだ知らない植物ばかり。勉強中です。

けれど、その分新しい発見があって、コースも多様ですし、私にとってのホームマウンテンです。

暑い時期は、城山茶屋の名物かき氷がおいしいです。このときはテレビクルーが取材に来ていました。

おでんは寒い時期のイメージですが、山ではいつ食べてもおいしい。

そして、今年の冬に大好きになったのが冬の高尾山。

これまでも冬に登ったことは何度かありましたが、雪が降った直後の高尾山に登ったのは初めて。

見慣れた景色が一変し、一面の銀世界。

あまりの美しさに、足を止めて、シャッターを切って、ため息をつく。

人も少なく静かで、とても神秘的でした。

こんなときに登っているのは、本当に山が好きな人たちなので、なんだか特別感があって、

そしてこの美しさを共有したくて、思わず隣にいたおじさまとお互い言葉を交わしてしまったのをよく覚えています。

来シーズンも、タイミングが合えばぜひ行きたいです。

・言わずもがなのアクセスのよさ(新宿から1時間弱で登山口)

・コースが多様、植生も多様

・観光気分でも楽しめる

・体力・天候に応じて、歩く距離を調整できる

・季節によって違う魅力がある

※真夏の暑さには注意

まとめ

以上、登った回数ベスト5でした。

これまでは、登ったら登りっぱなし。

あまり、記録や写真を見返すことがなかったので、よい機会になりました。

このランキングはあくまでも、2024年9月時点でのもの。

今後、またいろんな山に登ったら、もう一度集計して、再度ランキングを作っても楽しいかもしれないですね。

山登りをはじめてから、季節の移り変わりが楽しくて仕方がありません。

今は秋山登山のことで頭がいっぱい。

毎週末がよいお天気になりますように。

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