2025年2月、真っ青な空が広がる絶好の登山日和に、高尾山に行ってきました。
以前の記事でも紹介したとおり、高尾山は私が一番多く登っている山です。
土日は、観光客による混雑を避けるために、7時頃には高尾山口駅に到着するようにしています。

人の多い高尾山を訪れてうんざりしてしまった人には、この方法がおすすめ。駅前にはそれなりに人がいますが、ほとんど登山客・トレイルランナーなので、スムーズに山歩きを楽しむことができます。
高尾山単独で登る場合は、朝のうちに登山を終えることがほとんどで、しかも人の多い1号路は下山で使わないようにしています。ということで、お団子や蕎麦などのお店を利用することはめったにありません。
今回は高尾山口駅到着が遅くなってしまったので、久しぶりに観光スポットも楽しんできました。
2月の日曜日の高尾山ハイキングを振り返りながら、個人的に考える【冬の高尾山ハイキングを楽しむ5つのポイント】をご紹介します。
《冬そばキャンペーン》
【冬の高尾山ハイキングを楽しむ5つのポイント】の1つ目は、《冬そばキャンペーン》です。
高尾山の冬そばキャンペーンは、今年で23回目だそう。毎年、冬になると開催されるキャンペーンです。今年は1/18(土)~3/9(日)までで、この時期には、高尾山口の駅前にキャンペーンのパンフレットがたくさん並べられています。

- キャンペーンに参加している14店のそば処が対象。
- パンフレット1枚につき、共通割引クーポン券が3枚。500円以上のそば・うどんが100円引きに!
- そば・うどんを食べてスタンプを集めると、先着でのプレゼントや抽選で当たるプレゼントあり。

冬そばキャンペーンは新しいお店を開拓するいいきっかけになっています。今回も初めて入ったお店で。


「高尾山スミカ蕎麦処」で、カレー南蛮蕎麦をいただきました。鶏肉、たまねぎ、しめじ、えのき、きぬさやなどがたくさん入っています。山登り中は、これくらいガッツリしたそばもいいですね。


こちらは過去に「十一丁目茶屋」でいただいたもの。6月頃の写真なので、景色が青々としています。冬だと、十一丁目茶屋付近からは遠くの街がきれいに見えます。


こちらは去年の冬に「紅葉屋本店」で冬そばキャンペーンを利用していただいたもの。下山後の体がぽかぽか温まりました。
《天狗焼き》
【冬の高尾山ハイキングを楽しむ5つのポイント】の2つ目は、《天狗焼き》です。
天狗焼きは、先ほどのカレー南蛮そばのお店のお隣。ケーブルカー高尾山駅の真横にあります。休みの日になると行列になっていることも多いようですが、商品が天狗焼きのみで、並びながら券売機でお金を払い、チケットを窓口で渡して商品を受け取るだけなので、回転は速いと思います。

天狗焼き1個250円。どうやら2025年1月9日から値上がりしたみたいですが、満足感が高いので割高には感じませんでした。

この天狗焼き、ただ見た目がいいだけの商品ではありません。

皮はもっちりとした生地で、噛むと外はカリッ、中はモチッ。あんこは甘さ控えめの黒豆の粒あん。持ち帰り用に12個入りも売ってますが、寒い冬にできたての天狗焼きを食べるのがおすすめ。
ちなみに高尾山スイーツとしては、お団子もおすすめ。


駅前やスミカなど、いろいろなところで見るお団子。私の一番お気に入りは「ごまどころ権現茶屋」のごまだんご。食べ応えのあるサイズ感!たっぷりのごま!香ばしく焼かれた団子がおいしい。
《眺望のよさ 東京の街並みと富士山》
【冬の高尾山ハイキングを楽しむ5つのポイント】の3つ目は、《眺望のよさ 東京の街並みと富士山》です。
お茶屋さんやビジターセンター、自販機まである高尾山山頂。

東側は東京の街並みを見渡すことができます。遠くはスカイツリーまで。冬の澄んだ空気だからこその風景です。

そして、南側からはきれいに富士山を見ることができます。

ここまできれいに富士山が見えるのもやっぱり冬ならでは。手前には丹沢の山が広がります。
もちろん冬でも富士山が見えないときはあります。以前雪が降った後に登ったときには、富士山こそ見えなかったものの、雪化粧した山々の美しさに感動したのをよく覚えています。

《シモバシラ》
【冬の高尾山ハイキングを楽しむ5つのポイント】の4つ目は、《シモバシラ》です。

「シモバシラ」と言うと、一般的には踏むとザクザクする「霜柱」ですが、この写真は「シモバシラ」というシソ科の植物です。
シモバシラの茎には、冬になるとこのような氷の膜のようなものができます。まるで、氷でできた花のようなので、「氷の花」と呼ばれたりするようです。
私も山の植物に興味をもつまでは全く知りませんでした。そして、存在を知ってからも、なかなかお目にかかることはできません。気温など様々な条件が重ならないといけないからです。
この日は時間も遅かったので、まさか見れるとは…!うれしいサプライズでした。
貴重な植物の貴重な現象。観察時には、決して踏み込んだり、手で触ったりしないように気をつけましょう。私も常に自分に言い聞かせるようにしています。
《寒さ対策》
そして、【冬の高尾山ハイキングを楽しむ5つのポイント】のラスト5つ目は、《寒さ対策》です。
標高が上がれば気温は下がる
都民にとっても観光客にとっても身近な山である高尾山とはいえ、標高599m。
単純に標高だけで比べられるものではありませんが、標高が高いほど気温は下がるもの。

標高が100m上がるごとに、気温は0.6℃下がると言われています。
ちなみに、東京駅の標高は3.5m。降雪でよくニュースに出る八王子駅前でさえ、標高100mだそう。
日当たりのいいところでは、冬でも暑いくらいに感じることもあるかもしれませんが、日が落ちたり日の当たらないところを歩いたりすると街中とは段違いの寒さを感じます。
風が強ければ体感温度は下がる
また、風が与える影響にも注意が必要です。普通に生活していても、「風が強くて寒い」と感じることはよくあると思います。

実際、風速1m/秒増すごとに、体感温度は1℃下がると言われています。
高尾山の場合でも、山頂など風の通りがいいところでは風が吹くことで体感温度が下がることが想定されます。ヤマレコによると、2月の高尾山山頂の平均気温は0.7℃。風速が3m/秒だと仮定すると…体感温度は-3.7℃ということに。
また、例えケーブルカーを使ったとしても、山頂に至るまでには歩く必要があるため、汗をかくとその汗が冷えて体温をより下げてしまいます。
温かく、調整しやすい服装で行こう
ということで、決して軽く見てはいけない、冬の高尾山。体温を調整しやすいように、脱ぎ着できる服を複数枚重ねること、手袋やマフラーなどの防寒具もしっかり準備することはぜひやっておきましょう。
高尾山ハイキングの服装に関しては、調べれば容易に情報を入手できます。山専用の服でなくても大丈夫。ほんの少しの検索で、より快適に過ごせる服装の選び方が分かり、楽しい山歩きができると思います。
地面の凍結に要注意
最後に、寒さに関連して気を付けたいのが地面の凍結です。

この写真のとおり、私が訪れた日は、天気がよく、風もなく、とても歩きやすい日でしたが、下山に使った6号路では地面が凍結しているところが多々ありました。
登山靴であっても通過するときには気を遣います。山ですから、滑ったら滑落してしまうようなところもたくさんあります。決して6号路だけの話ではありません。
こういった意味でも冬は十分注意が必要です。(私は、常にチェーンスパイクを携行するようにしています。)
地面が濡れていたら、「凍っているかも。」と疑うようにしましょう。街歩きのように、大股で歩くのではなく、小股で慎重に進みましょう。
ふりかえり
今回、久しぶりに人の多い高尾山を訪れて感じたのは、他の山に比べて圧倒的に若い人が多いということ。子連れ家族の中には赤ちゃんもいましたし、中高生(?)のグループも多く見かけました。
普段は山に行くことのない人たちも、ケーブルカーやリフトがあることで、観光気分で訪れることができるのはいいですよね。
一方で、厚底スニーカーで凍結した6号路を歩く方々を見ると、怪我をしないかヒヤヒヤしてしまったのも事実です。安全に楽しむための備えをして、山歩きを楽しみたいと改めて感じました。
番外編 高尾山口駅前に高尾山ふもと公園が完成
久しぶりに高尾山に行ったら工事中だった駅前部分が高尾山ふもと公園として完成していたので記録として残しておきます。
人が多く行き交う空間が広くなりました。


靴洗い場が新たに数か所設置されていました。これで、靴洗い待ちの時間が減りそうです!
